Suction of the eye

第01場 冷たい顔
 南国では桜の花も花開いた時期だが、この地方ではまだ薄桃色の花びらはほろほろと微かな彩りしか見せていなかった。日中の暖かな日差しが消えると、未だに空気はグッと冷え込んでくる。
 それは、こんな季節に始まった。
 和紀は己の鼓膜を叩く騒音に、不機嫌そうに眉をしかめた。玄関のチャイムが聞こえる。居間のテレビを見ながら夕食を待っていたが、台所から応対するように呼ぶ母親の声に急かされて重い腰をあげた。
「めんどくせぇなぁ……。こんな忙しい時間になんだっていうんだよ」
 自分はまったく忙しくないが……いやいや、テレビを見ていたのだから、大いに邪魔された気分であることは間違いない。忙しいといえば忙しいのだ。
 だが、不平不満は多々あれど、グズグズしていると母親から鉄拳が飛んでくることは間違いない。「あんた、中学生にもなろうっていうのに、お客さんとの応対一つできないの!? わたしはそんな風に育てた憶えはないわよ!」ときたものだ。
 玄関の向こうで大人しく立っている来訪者の影がドアガラスに透けて見える。背格好から女性らしいということが判ると、和紀は少しだけホッとした。
 夕食どきになるとやってくるセールスマンだと、しつっこくて面倒なのだ。もっとも女性でも押し売りの類はいるのだから油断はできないが。
 家庭のセキュリティーをあげるなら、居間か台所辺りに防犯カメラのモニタでもつけておけばいいのだろうが、生憎とこの家にそんな高価な代物はない。覗き穴からそっと相手を観察してみると、見たこともない中年女性が立っていた。
 人の良さそうな顔つきだ。卵形の綺麗な輪郭を縁取る黒髪は、玄関の防犯灯に照らされてもなお黒々と輝いている。今どき真っ黒の髪とは珍しい。もしかして染めているのだろうか。
 伏し目がちな睫毛の影が白い頬に映っていた。微かに震えるその動きで外気温の低さが伺い知れる。全体的な雰囲気から、自分の母親より若そうだと和紀は判断した。年上の女性ながら、この人は美人の部類に入ると余計な採点までしてしまう。
「どちら様ですか?」
 それでも用心深くインターフォン越しに声をかけた。美人だからって気を許すと、立て板に水の勢いでセールストークをまくし立てる喧しいおばちゃんだったというオチはご免被りたい。
 ところが、和紀の問いかけに「隣りに越してきた結城ゆうきと申します」と返ってきた。
 その相手の女性の声に和紀は思わず聞き惚れそうになった。こんなに柔らかで優しい音色をした声は初めて聞いた気がしたのだ。いや、高級デパートの受付に座っている見目麗しい女性たちもこんな柔らかな声をしていたはず。もしかしたら、それ以上に耳心地の良い声かもしれない。
「ちょっと待ってください」
 うっとりと相手の声を反芻しながら、そういえば昼間に引っ越し業者が隣りに出入りしていたっけと夢見心地で台所へ飛んでいった。
「お隣に越してきた人だよ。結城さんだってさ」
 最後の盛りつけにかかっていた母親が「あらあら」と手櫛で髪をかきあげて玄関へと出ていく後ろ姿を、和紀はちょっと羨ましそうに見送った。今風に茶髪に染めて若作りしている母親の若々しい声以上に、訪問者の声音は綺麗だった。
 訪問者の正体が判ったら自分のお役はご免のはずだが、今回の女性の声はもっと聞いていたい。もしもあの声で勧誘でもされようものなら、間違いなく誘いに乗ってしまうだろう。
 居間の敷居の側でウロウロと歩き回り、和紀は玄関口の話し声に耳をそばだてた。だが母親の大声が聞こえるだけで肝心の女性の声が聞こえない。
「もぉ〜。なんて厚かましい大声あげてんだよ。ったく、聞こえねぇってば」
 ブツブツと小声で母親を罵ってみるが、こればかりはどうしようもない。それでも、どうにかしてもう一度声が聞けないものかと息を潜めてみる。図太い顔をして相手の前に出て行くには、和紀は複雑なお年頃すぎた。
「和紀ぃ。ちょっと出てらっしゃい!」
 イライラと気を揉んでいた彼は、母親の呼ぶ声に文字通り飛び上がった。引っ越しの挨拶に訪れたくらいで、自分が紹介に呼ばれるとは思ってもみなかったのだ。それともその訪問者の前で何か余計な用事でも言いつけられるのか。
 どきどきと心臓を踊らせながら恐る恐る玄関に近づいていくと、母親が一生懸命に手招きしている。扉の向こうに見える女性の清楚さと自分の母親のガチャガチャした態度の落差に、和紀は一瞬複雑な気分になった。
 がしかし、こちらに微笑みを向ける訪問者の雰囲気を感じ取り、彼は身体を緊張させた。顔が赤くなっていないかといらぬ心配をしながらドアの脇に立った和紀は、女性の顔を見るのが気恥ずかしくて母親の顔を見上げて問いかけた。
「なんの用? テレビ見てたのに」
「まぁ、可愛くない! まったくこれだから男の子は……」
 つい憎まれ口を叩いてしまう自分の口が恨めしいと思ったのは、今日が初めてかもしれない。内心とは反対に口を尖らせると和紀はそっぽを向いた。
「用がないならテレビ見たいんだけど」
「何言ってるの。用があるから呼んだに決まってるでしょ?」
 母親が自分の肩を押さえつけて、無理矢理に訪問者のほうへと向き直らせる。まともに顔を合わせることになって、和紀はあからさまに頬を染めた。玄関ホールと外の防犯灯の双方に照らし出され、彼の頬は熟したオレンジのような色になっている。
「うちの息子よ。今度、中学一年生。お宅のお子さんと同い年だから一緒に登校すればいいわよ」
 突然にベラベラとしゃべり始めた母親の言葉に面食らって、和紀は目をパチパチと瞬かせた。目の前にある女性がおっとりとした笑顔でこちらの顔を覗き込んでいて、心臓が飛び出しそうなほどドキドキする。
 その女性の視線がふと外の暗がりへと向けられた。白いうなじがブラウスの首から覗き、灯りの下で生白く光る。中年女性の後ろ髪は綺麗に櫛を入れて結い上げられていた。
「薫ちゃん、こちらに来てご挨拶なさい」
 柔らかな声に和紀はうっとりと聞き惚れて頬を緩める。なんて綺麗な声だろう。やはり今までに聞いたことがないほど心地よい声だ。
 自分にはかなり年上の兄がいることもあって、母は同級生たちの母親よりも年上であることが多い。対抗意識を燃やしているのか、母はいつも若作りをしており、声も溌剌とした若さを意識して大きめだった。
 その颯爽とした母親の声とはまた違った力強さと柔らかさを持ったこの女性の声は、聞く者の心を溶かしてしまう魔力を秘めているに違いない。
 女性に手招きされて暗がりから現れた人影が目にはいると、和紀はビクリと身体を震わせた。
「まぁ! お母さんに似て美人だこと! やっぱり女の子はいいわねぇ。わたしも欲しかったわぁ」
 母親が耳元で大声をあげなければ、和紀はポカンと口を開けたまま相手の顔に穴が開くほど見惚れ続けていただろう。
「娘の薫。和紀くん、同じ学校に通うのだけど通学路を教えてやってもらえるかしら? 土地勘が全然ないところだし、学校はちょっと遠いみたいだから」
 弓張月のように綺麗なラインの眉をひっそりとひそめて、女性が和紀の顔を再度覗き込んでくる。色白の肌に大きな黒目がよく目立つ顔立ちだと、和紀はそのときになってようやく相手の女性の顔をまじまじと観察した。
「い、いいですよ。ここから学校までの通学路は少し複雑だし、一緒の時間帯の通学でしょ? 憶えるまでなら……」
 この女性は美人の部類に入れてもいい顔立ちだと思う。だが娘のほうは……なんというのだろう。母親が包み込む真綿のような優しさと美しさだとしたら、薫と呼ばれた娘は、彫像のように硬質で、ピリピリとした鋭さをもつ刃のようだった。二人とも美人ではあるが、雰囲気も顔立ちも似ているとは思えない。対極にあるような親子だった。
「よろしく……」
 口数少なく頭を下げる少女は、ニコリとも笑みを浮かべずに母親の女性の側に立っている。彫刻芸術のような綺麗な顔が、かえって彼女の冷たさを際だたせているように見えて和紀は視線をそらせた。
 日本人にしてはやや薄めの色素をしているようだ。濃い茶髪に明るい茶の瞳は、全体的に彼女の印象を明るめのものにするはずなのだが、どういうわけか鋭さを前面に押し出した薫の態度は暗い印象を拭えない。
「こちらこそ、よろしく」
 そそくさと返事を返し、再び視線を合わせることなく和紀は返事を返すと、クルリと背を向けて居間へと駆け戻った。
 ずっと彼女を見ていると頭がおかしくなりそうだった。暗い淵に引きずり込まれそうな薄ら寒さに和紀は身震いした。
 背後の玄関からは母親の呆れ声が聞こえていたが、彼はソファに身を沈め、クッションをきつく抱きしめた。そして、暴れる心臓をなだめるように幾度も深呼吸を繰り返す。
 いつの間にか少女の母親の聞き惚れる美声のことなど忘れていた。あの聞き惚れるほどの柔らかな声から感じる温もりも吹き飛ばすほど、薫の暗い雰囲気のほうが和紀の心を掻き乱していく。
 いや、一見しただけでは彼女が暗いという印象は受けない。あの瞳だ。あの瞳も初めて目にする性質のものだった。薄い色素の瞳は明るさを感じさせる前に人の心を呑み込んでしまう。まるで色をつけた氷のよう。見る者を怖じ気づかせる冷たさが、そこにはしっかりと横たわっていた。
 あんなに綺麗な顔をしているのに、どうして笑わないのだろう。微笑んでいれば、もっと晴れやかで人を魅了することができるだろうに。それとも見知らぬ相手を警戒しているだけだろうか。
 近いうちに始まる中学校生活の始まりを喚起させる訪問者に、なんとも波乱に満ちた未来を想像してしまう。ぬるま湯のような時間から引きずり出され、きりきり舞させられる気配がするのは気のせいではないような……。
 居間に戻ってきた母親が頭を小突いていったが、それを無視すると、和紀は気のない視線をテレビ画面に向けたまま身震いを繰り返した。


 夜明けと同時に始めるランニングはすでに日課となっている。
 大学生の兄が家を出てからも、一人でトレーニングを続けることは止めなかった。長年習っている空手の腕前が、最近になってから急に上達してきてからかもしれない。
 体力がつくにつれて一足飛びに技も冴えてきており、ここで筋力トレーニングを疎かにしたら、せっかく伸びた芽が萎えてしまうのではないかと、心のどこかが怯えているのだ。
 東の空が白々と明けていく様を眺めながら、和紀は庭でストレッチを繰り返していた。充分に筋肉をほぐしてから予定通りのコースを走り始める。幾人もの見知った顔がいつも通りに朝の挨拶をしてすれ違っていった。
 アスファルトの上を走ると膝を痛めるとアドバイスを受けて以来、和紀は公道のランニングを短めにして、近所の広い公園内で走り込みや筋トレをするようになっていた。
 この日も近所をぐるりとまわって公園の前にやってくると、走っていたときの手足の筋肉をほぐしながらブラブラと公園内に足を踏みれた。
 すでに何人かの大人たちがランニングをしたり、のんびりと散歩を楽しんでいたりして、早朝とはいえそれなりに人の姿が見える。
「やぁ、おはよう。綿摘わたつみくん」
 サラリーマン風の中年男性が汗をふきふき近づいてきた。日に焼けた顔で微笑むと実年齢より若くみえる。聞いたことはないが、たぶん四十代後半ほどの年齢だろう。
「おはようございます。早いですね」
「今日は早めに会社に行くのでね。いつもより走った距離も短いよ」
 やや腹が出てきているが、筋肉質の体格から見てもこの男性が身体を動かすことが好きなことは容易に想像がついた。
 男性と別れた和紀はいつも通りのランニングを始めた。公園の土は適度な硬さがあり、確かに公道を走っているときよりも足が楽だ。
 自分のペースを守りながら黙々と走り続け、額にじっとりと汗をかくほどになると今度は筋力トレーニングを始める。目を瞑っていてもできるくらいに馴れたメニューだった。
 いつも通りの内容を淡々と消化して再び最後の仕上げに走り始める頃、和紀は公園内に見慣れない人影を発見した。
 東の空に昇っている太陽をじっと見上げて佇むその人影を確認すると、和紀の足は凍りついたようにその場で止まった。それ以上うんともすんとも動かない。
 昨夜出逢ったあの少女だ。太陽の光を浴びて、昨日以上に明るく見える茶髪がキラキラと輝いている。白い肌は遠目にも血色がよく、輝く茶髪と相まって昨夜の暗い印象とはほど遠い横顔だった。
 色白の肌も髪同様に発光しているような輝きを放っている。こんなに朝日の光が似合う横顔に初めて出逢った。
 茫然とその顔に見惚れていた和紀の背中をポンポンと叩く手がある。
「何を見ているんだい、綿摘くん?」
 ハッと我に返って振り向くと、先ほど公園の入り口付近で会った中年男性が立っていた。今度はスーツ姿である。どうやらこれから出勤していくようだ。公園内を通り抜けて駅まで近道しようというのだろう。
「あぁ……えぇっと……」
 もごもごと言い訳を考えるうちに相手が遠目に見える少女の姿を発見した。
「おやぁ? ずいぶんと可愛い子がいるじゃないか。なぁんだ、あの美人に見とれていたわけかい? それとも口説き落とそうと狙っていたか?」
「そ、そんなんじゃないです!」
「まぁまぁ。そう照れなさんな。あの子、稀にみる美人じゃないか。口説くなら早くしないと他の男に取られるぞ」
「だから! そんなんじゃないって!」
 顔を真っ赤にして反論する和紀の肩を気さくに叩くと、男性は楽しそうに笑い声をあげる。すっかり誤解しているらしい。和紀の言うことなどほとんど耳に入っていないようだ。
「若いっていいねぇ」
 楽しげな笑みを浮かべたまま手を振って立ち去る男性に和紀は地団駄を踏んだ。少しは自分の話を聞け! 誰も彼女を口説くなんて言ってない!
 だが誤解を解く前に立ち去ってしまった男性の後を追う気にもなれず、和紀はむくれたまま少女のほうを振り返った。そして、そのまま射すくめられるように硬直する。
 いつの間にこちらの存在に気づいたのだろう。薄い茶色の瞳でじっと自分を見つめる視線は昨夜の暗さを残していた。全体的な明るさを裏切る彼女の瞳の冷たさが、朝日で温まった和紀の体温を急速に奪っていった。
 だがいつまでもそこに立っていることはあまりにも不自然な気がして、彼はぎこちない動きで相手に近づいていく。できることなら、このまま自宅に走り帰りたいところだが、こうまでしっかりと視線を向けられて、あからさまに無視するわけにはいかないだろう。
 並んでみると彼女のほうがやや背が高いようだ。十代前半ではよくあることだが、和紀は少なからずショックを受けていた。
「お、おはよう。早いね」
「おはよう……」
 澄んではいるが無機質な声で返事を返す相手の前に立つと、和紀は真っ白な頭のなかをフル稼働させて言葉を探した。
「さ、散歩?」
「近所の道を憶えようと思って……」
「似たような家が多いから迷うだろ?」
「そうでもない」
「……そっか」
 あぁ。もう会話が終わってしまった。こんなときいったい何を話したらいいんだろうか。パンクしそうな頭には意味不明な言葉ばかりが浮かび、役に立たないまま消えていった。
「もう走らないの?」
 突然かかった相手からの声に、和紀はビクリと身体を震わせる。予測不能の事態に頭はグルグルしていた。何を言われたのかよく判らない。間の抜けた顔をしていることにすら、彼は気づいていなかった。
「……え?」
「ずっと走ってたでしょう? もう走るのはやめ?」
「あ、うん……。もう、帰るから……」
 帰るからと言いつつ足は根が生えたように動かない。再び太陽を眩しそうに見上げる白い横顔に寂しい拒絶を感じながらも、和紀は心臓を踊らせてじっと薫に視線を注いだ。
「まだ、帰らないのか?」
 恐る恐る問いかけると、ふと我に返ったように少女がこちらへと視線を向けた。昨夜と同じ暗い光を宿した薄茶の瞳がキラキラと光を弾いている。用心深く見知らぬものを警戒する子猫のような瞳だ。
 間近で見ると、薫の顔の造りは本当に整っていた。卵型の輪郭にスッキリと鼻筋の通った顔立ちというだけでも涼やかな印象を受ける。それにアーモンドのように切れ上がった瞳はくっきりとした二重瞼に縁取られ、髪よりもやや濃いめの睫毛が華やかさを添えていた。
 その瞳の上では睫毛と同じ色の眉がきりりとつり上がっている。それは彼女の容姿に鋭さを与えていた。聡明そうな額や滑らかな頬には染み一つない。和紀には文句のつけようがない美貌に見えた。
「帰ろうかな……」
 ポツリと呟くように囁いた少女の唇に和紀の視線は釘付けになった。
 やや下唇が厚めだが、花の花弁を思わせるその口元が微かに震えているように見える。まるで散り際の桜のようだ。
「寒いの?」
「え……?」
 唇の震えの原因が他に思いつかず、和紀は思ったままを口にした。ほとんど顔の位置は同じ高さにあったが、和紀は彼女の唇に目を奪われていて少女の瞳にどんな色が浮かんでいるのか気づいていなかった。
「唇、震えてるから」
 その和紀の言葉に、少女がハッとしたように自分の口元を押さえる。ついで鋭い視線を相手へと向けた。
 険悪なその視線に和紀が狼狽する。気に障るようなことを口走ったつもりはなかった。何にそんなに腹を立てているのだろうか。
「震えてなんか、ない!」
 言いざまに少女は背を向けて走り去っていった。人間に見つかって逃げ出す小動物のような俊敏さだ。後ろを振り返ろうとはしない。
 その背中を呆気にとられたまま見送ると、和紀は自分の唇をそっとなぞってみた。別に唇が震えていたところで何か問題があるとは思えない。どうしてそんなことで怒られるのか、彼には見当がつかなかった。
「なんなんだよ、あいつ……」
 いわれのない怒りをぶつけられた腹立たしさに和紀は頬を膨らませる。駆け去った少女の姿はもう見えなかったが、その消えた背を睨むように彼は眉をつりあげ、唇を尖らせた。
 やはり波乱の幕開けだ。あの少女と一緒に登校する学校までの道のりは、なんと果てしなく感じることだろうか。
 上手くやっていけるかどうか不安になり、和紀は照らし出す朝日とは対照的な想いため息をついた。
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